
庭の芝刈り・草刈りに、キンボシのゴールデンスターナイスバーディーモア と、リョービの電動草刈り機 AK-3000を使っています。
ゴールデンスターナイスバーディーモアはよく刈れて立った姿勢で作業できるので腰に負担がなく、電気が不要なので電源コードを切断する心配やバッテリー残量を気にする必要がなく、手動芝刈り機のため音も静かです。また、刈った芝や雑草は「グラスキャッチャー」と呼ばれるちりとりのような部品の中に溜まるので、捨てるときも簡単です。
ただ、構造状、キワや端など狭い場所を刈りづらいというデメリットがあります。
そこで、キワや隅の方を刈るために、リョービの電動芝刈り機 AK-3000を買いました。リョービの電動芝刈り機はナイロンコードを取り付けることができるので、花壇や壁、庭木など障害物があっても気にすることなく、狭い場所でもきれいに刈ることができます。
ただ、刈った芝や雑草を集めるために、ほうきで掃いたりと後片付けが少々面倒でした。
刈った芝や雑草を片付けるのはもちろん、落ち葉や枯葉を風で飛ばしたり集めたりしたいなと思い、リョービのブロワーバキューム RESV-1010を買いました。
リョービのブロワバキューム RESV-1010は、落ち葉や刈った芝を風で飛ばす「ブロワ」と、吸い取る「バキューム」の両方の機能を持っています。
吸い込んだ落ち葉は、1/10に粉砕されてダストバッグに入るので捨てるときもかさばりません。
組み立て方や使い方、使ってみての感想をレビューしたいと思います。
この記事のもくじ
リョービ ブロワバキューム RESV-1010の仕様・セット内容
リョービ ブロワバキューム RESV-1010の仕様
型番 | RESV-1010 |
ノズル口径 | ワイドノズル275mm ノズル96mm |
風速 | 通常モード55m/s パワーモード65m/s |
風量 | 通常モード7.5m3/min パワーモード9.5m3/min |
ダストバッグ容量 | 25L |
粉砕比率 | 10:1 |
質量 | 3.2kg |
サイズ | 長さ905×幅174×高さ400mm |
リョービ ブロワバキューム RESV-1010のセット内容
- 本体
- 補助ハンドル
- ダストバッグ
- ワイドノズル
- 延長コード 10m
- ノズル
- ローラー
- その他 取り付け金具
リョービ ブロワバキューム RESV-1010の組み立て方
ローラーの取り付け、調整
RESV-1010の組み立て方です。部品を差し込む程度で、特に難しい作業はありませんでした。
ノズル、ローラー、ボルトを準備します。
ノズル先端裏側にローラーを取り付けます。
ローラーの位置は調整できるので、作業しやすい位置にボルトで固定します。
ローラーを取り付けたノズルを本体に差し込みます。
補助ハンドルの取り付け、調整
本体に補助ハンドルを取り付けます。
補助ハンドル、六角ボルト(締付ノブ)を準備します。
補助ハンドルを少し開き、本体に取り付けます。六角ボルトを差し込み、締付ノブを回して補助ハンドルを固定します。
補助ハンドルは、作業場所、姿勢に合わせて角度を変えることができます。
ダストバッグの取り付け、調整
吸い込んだ落ち葉や芝を集める袋、ダストバッグ(集塵袋)です。布製のバッグです。
ダストバッグの金具をノズルのフックに引っかけ、ダストバッグの開いている部分を本体の突起部に合わせて取り付けます。
ダストバッグ後方にはチャックがついているので、集めた落ち葉や芝を捨てるときにとても便利です。
ノズル、補助ハンドル、ダストバッグを取り付けて、準備完了です。
リョービ ブロワバキューム RESV-1010とRESV-1000の違い
RESV-1010とよく似た、RESV-1000というモデルのブロワバキュームがあります。RESV-1010より、RESV-1000の方が安いです。
RESV-1010とRESV-1000は風速・風量で若干の違いはありますが、大きな違いとしては、補助ハンドルとワイドノズルがあるかどうかの違いです。
RESV-1010 | RESV-1000 | |
本体 | ○ | ○ |
補助ハンドル | ○ | × |
ダストバッグ | ○ | ○ |
ワイドノズル | ○ | × |
延長コード 10m | ○ | ○ |
ノズル | ○ | ○ |
ローラー | ○ | ○ |
その他 取り付け金具 | ○ | ○ |
RESV-1010に付属されている、補助ハンドルとワイドノズルです。
実際に使ってみた感想として、まず、補助ハンドルは絶対にあった方がいいです。本体がそこそこ重たいので、補助ハンドルなしで作業すると、腕がしびれて痛くなると思います。
ワイドノズルは掃除機のヘッドを想像するとイメージが沸きやすいと思います。ヘッドがあると、広範囲の落ち葉や芝を吸い取ることができます。
準備作業で、ノズルの先端にローラーをつけているのでノズルだけでも前後に動きますが、ワイドノズルをつけて作業すると庭で掃除機をかけているようでした。
補助ハンドルもワイドノズルも別売りされているので、RESV-1000を購入したけどやはり必要だなと感じた場合は、あとから追加購入することができます。
リョービ ブロワバキューム RESV-1010のブロワとバキュームの切り換え
スイッチは手元にあります。
パワーモードのon/offスイッチがあり、運転中にパワーモードスイッチを操作することで風速・風量をアップすることができます。
「吹き飛ばし」と「吸い込み」は、切換レバーで操作します。
切換レバーを左に回すと吹き飛ばし機能(ブロワ)、右に回すと吸い込み機能(バキューム)に切り替わります。レバーを左右に回すだけなので、作業中でも簡単に操作できます。
リョービ ブロワバキューム RESV-1010のレビュー
刈った芝を吸い込んだり、庭の隅の方に溜まっていた落ち葉や枯葉、ゴミなどをブロワで吹き飛ばしたり、吸い込みと吹き飛ばしの両方が一台でできるのはとても便利でした。
吸い取った芝や落ち葉は1/10に粉砕されてダストバッグの中に溜まっているので、袋もなかなかパンパン状態になりませんでした。
ダストバッグ(集塵袋)にチャックがついているので、袋の上から出さなくても、チャックを開ければすぐにゴミ袋に捨てることができます。
リョービ ブロワバキューム RESV-1010のメリット
- 刈った芝を掃除機のように吸い取れるので、後片付けをする手間がありません。
- 落ち葉や枯葉、ちょとしたゴミの清掃も簡単です。
- ノズルにローラーがついているので、掃除機のように前後に動かせて、動きがスムーズです。
- 「吸い込み」と「吹き飛ばし」がレバーひとつで切り換えられるので、作業を中断することがなく掃除を続けることができます。
- 吸い込んだ芝生や落ち葉がダストバッグの中で1/10に粉砕してくれるので、ゴミを捨てる頻度が少ないです(もちろん量にもよります)。
- ダストバッグにチャックがついているので、中のゴミを出しやすいです。
リョービ ブロワバキューム RESV-1010のデメリット
- バキューム、ブロワ共に、音が大きいです。掃除機より少し大きいぐらいの音なので、ご近所のご迷惑にならない時間帯に作業した方がいいと思います。
- ワイドノズルの差し込み口がキツくて着脱しにくいです。
- ダストバッグの中で落ち葉を粉砕しているので、ゴミ袋に移しかえるときに土ぼこりがけっこうします。ゴミ袋に移しかえるときは、マスクをしていた方がいいかもしれません。
- 本体がなかなか重たいです。女性だと重たいと感じると思います。別売りの肩掛けバンドがあるので、それがあると少し楽になるかもしれません。
リョービ ブロワバキューム RESV-1010のまとめ
今まで芝刈り後の芝集めが大変だったのですが、ブロワバキュームで飛ばしたり吸い取ったりできるようになり、作業がとてもラクになりました。
個人的な感想ですが、ワイドノズルはあってもなくてもどちらでもいいと思いましたが、補助ハンドルはあった方がいいと感じたので、RESV-1010とRESV-1000で迷っている方は、補助ハンドルがついているRESV-1010の方がおすすめです。