
妊娠検査薬で陽性反応が出たらいつ病院に行ったらいいのか、妊婦健診っていくらぐらい費用がかかるのか、はじめてだと不安ですよね。
私は3人出産しており、3回とも予定帝王切開で早めに出産したので自然分娩の方より妊婦健診の回数は少ないと思いますが、妊婦健診の記録・費用をメモしてあるのでまとめたいと思います。
この記事のもくじ
妊娠周期の数え方
妊娠周期は、最後の生理が始まった日から数え始めます。
最後の生理の初日を「妊娠0週0日」とカウントし、そこからスタートします。
妊娠 超初期 | 妊娠1ヶ月 | 妊娠0~3週 | *最後の生理 |
初期 | 妊娠2ヶ月 | 妊娠4~7週 | |
妊娠3ヶ月 | 妊娠8~11週 | ||
妊娠4ヶ月 | 妊娠12~15週 | ||
中期 | 妊娠5ヶ月 | 妊娠16~19週 | *戌の日 |
妊娠6ヶ月 | 妊娠20~23週 | ||
妊娠7ヶ月 | 妊娠24~27週 | ||
後期 | 妊娠8ヶ月 | 妊娠28~31週 | |
妊娠9ヶ月 | 妊娠32~35週 | ||
妊娠10ヶ月 | 妊娠36~39週 |
妊娠超初期症状 妊娠の兆候は風邪に似ている
最後の生理の初日を「妊娠0週0日」とカウントし、妊娠3週までの時期を妊娠超初期といいます。
妊娠検査薬で反応がでない時期ですが、いつもとは違う体調の変化で「ちょっとおかしい」と感じる方もいます。
私は妊娠超初期症状として、以下のような症状がありました。
- 40度の高熱
- 頭痛
- 咳が止まらない
- 体がだるい
風邪のような症状だったのでまさか妊娠とは思わず、自宅にあった風邪薬のパブロンを飲んでしまいました。その後、生理がこないことに気づき、妊娠検査薬を試してみたところ陽性反応があり妊娠がわかりました。
初めての妊娠ということもあり、このときに風邪薬を服用してしまったことをずっと後悔し、出産するまで怖かったのですが、無事に元気な男の子を出産しました。
妊娠初期に薬を飲んでもいいのか
妊娠0週~妊娠3週までは「全か無か」の時期と言われ、薬が影響しているなら着床できず流産してしまっており、着床して妊娠が継続できているなら薬による影響がないので大丈夫という時期です。
ただし「全か無か」の時期は、妊娠していなかったらあるはずの次の生理予定日前までです(妊娠3週末まで)。
それ以降は薬の影響が出る可能性があるので、もし妊娠の可能性が少しでもあるときに薬を飲もうか迷ったときは、病院で先生の判断を受けてください。
妊娠0週~3週末 | 無影響期 | 全か無かの時期 |
妊娠4週~7週 | 絶対過敏期 | 重要な器官が作られる最も大切な時期 |
妊娠8週~16週 | 相対・比較過敏期 | 重要な器官の形成は終わっているが注意は必要な時期 |
妊娠17週以降 | 潜在過敏期 | 奇形の心配はないが注意は必要な時期 |
中外製薬のホームページに詳しく載っているので見てみてください。
>>中外製薬のホームページ
いつ産婦人科に行ったらいいのかの目安
妊娠検査薬は、尿中に排出されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を検出するための検査薬です。
hCGは胎盤から分泌されるホルモンで、受精卵が子宮内に着床する妊娠3週頃から分泌が増えていきます。薬局に売っている妊娠検査薬でも妊娠3週~4週でhCGの反応が出るように作られています。
私は生理予定日の約一週間後(妊娠5週0日)に病院に行きましたが、

と言われました。そして6週を過ぎて再び病院に行ったところ、心拍が確認できました。
生理周期が28日の場合、妊娠していなかったら妊娠4週0日頃に生理がくることになります。市販の妊娠検査薬が使えるのは生理予定日の1週間後から使えるものが多いので、妊娠5週~妊娠6週ぐらいで病院に行ってみるのがいいかもしれません。
とはいえ、出血があったり腹痛があったり、心配事があるときは早めの受診をおすすめします。
産婦人科で先生に質問されること
最後の生理開始日をもとに妊娠週数、出産予定日を算出するので、「最後の生理開始日」は必ず聞かれます。
ルナルナなどのアプリで管理されている方はすぐに言えるように準備しておくとスムーズです。特にメモしていない方は、病院に行くまでの間に思い出しておくといいと思います。
母子手帳ケースは「見開きタイプ」がいいのか「じゃばらタイプ」がいいのか
母子手帳ケースは整理しやすくどこに何が入っているのか分かりやすい見開きタイプか、収納力があってたくさん入れられるじゃばらタイプなどがります。
私の場合、最初は整理しやすい見開きタイプを使っていましたが、病院で子供を見ながらパッと中身が出せなかったり、子供が増えるにつれて母子手帳や保険証・診察券も3つになってしまったので、収納力があるジャバラタイプに買い替えました。
デザインや素材、機能性や収納力など使ってみないと分からないところではあるので、いろいろ試してみるのもいいかもしれません。
妊婦健診の服装と持ち物
服装
妊娠初期のときは、内診台にあがって膣からエコー器具を入れて赤ちゃんの様子をチェックします。内診台がある部屋でカーテンごしに下半身をすべて出すことになるので、ワンピースでも上下分かれた洋服でも大丈夫でした。
でも、ズボンだとお尻が丸出しになるので、めくり上げられるワンピースやスカートの方がいいかもしません。
また、ストッキングだと脱ぎ着する必要がありますが、靴下だと履いたままでいられるので、ストッキングより靴下の方がおすすめです。冷え防止という意味でも靴下の方がいいと思います。
妊娠中期になってくるとベッドに寝かされて、お腹の部分だけ洋服をめくりあげてのエコー検査になるので、上下分かれた洋服やワンピースの下にレギンスを履いた洋服などがおすすめです。
持ち物
- 健康保険証
- 母子手帳・助成券(交付されたら)
- 筆記用具やメモ帳(医師や助産師さんからの注意事項や質問事項をメモできるので便利)
- 本や携帯ゲーム
予約してあってもけっこう待たされたので、本やゲーム機を持って行くといいと思います。
妊婦健診の流れ
私が通っていた病院では、毎回このような流れで妊婦健診がありました。
- 産科の受付で採尿用の紙コップをもらい、トイレで採尿、検査窓口に提出。
- 産科待合室で血圧と体重を計測し、血圧測定器から出てきた用紙に結果をメモし、母子手帳に挟んで産科の受付に提出。
- 診察
採尿、血圧、体重測定は毎回あります。
妊婦健診の回数と費用
回数 | 費用 | |
一人目 | 13回 | 58,090円 |
二人目 | 12回 | 42,980円 |
三人目 | 13回 | 58,330円 |
私は予定帝王切開なので、自然分娩の方よりも妊婦検診の回数が少ないと思います。
超音波検査と血液検査は、初期・中期・後期で3回~4回ありました。
超音波検査では、羊水の量や、赤ちゃんの状況を詳しく検査します。
血液検査では、一人目妊娠中に風疹の抗体がほとんどないことを指摘され、冷や冷やしながら妊娠生活を送りました。出産後、風疹の予防接種を打ちましたが、二人目妊娠中に、再び、風疹の抗体が少ないことを指摘されました。私は抗体がつきずらい体質のようです。
予防接種を受けていても、私のように抗体がつきずらい体質の人もいるようなので気を付けてください。
妊婦健診の費用まとめ
妊婦検診は母子手帳と一緒に交付される助成券があるので、費用を一部負担してくれます。
窓口で払うお金が0円のことも何度かあり、助成券のありがたみを感じました。超音波検査などちょっと特殊な検査をする日はいつもより多めにお金を用意する必要がありますが、妊婦健診でかかった費用は5~6万円ぐらいでした。
ただ、出血や痛み、お腹のはりが強いなど、何か気になることがあったらすぐに病院に行ってくださいね。