
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、いつ病院に行ったらいいのか、妊婦健診っていくらぐらい費用がかかるのか、はじめてだと不安ですよね。
特に、妊活中でベビ待ちだとフライングで妊娠検査薬を使っていることも多いので、早く病院に行って違っていたらどうしようという心配もあると思います。
私は3回出産しており、3回の妊婦健診の記録・費用をメモしてあるのでまとめてみたいと思います。3回とも予定帝王切開で早めに出産したので、自然分娩のお母さんより妊婦健診の回数は少ないと思います。
この記事のもくじ
妊娠超初期症状 妊娠の兆候は風邪に似ている
妊娠の兆候として私は以下のような症状がありました。
- 40度の高熱
- 頭痛
- 咳が止まらない
- 体がだるい
風邪のような症状だったのでまさか妊娠とは思わず、自宅にあった風邪薬のパブロンを飲んでしまいました。その後、生理がこないことに気づき妊娠検査薬を試してみたところ陽性反応があり妊娠がわかりました。
初めての妊娠ということもあり、このときに風邪薬を服用してしまったことをずっと後悔し、出産するまで怖かったのですが、無事に元気な男の子を出産しました。
妊娠初期に薬を飲んでもいいのか
妊娠0~3週末までは「全か無か」の時期と言われ、薬が影響しているなら着床できず流産してしまっており、着床して妊娠が継続できているなら薬による影響がないので大丈夫という時期です。
ただし「全か無か」の時期は生理予定日前までです。 それ以降は薬の影響が出る可能性があるので、もし妊娠の可能性が少しでもあるときに薬を飲もうか迷ったときは病院で先生の判断を受けてください。
妊娠0週~3週末 | 無影響期 | 全か無かの時期 |
妊娠4週~7週 | 絶対過敏期 | 重要な器官が作られる最も大切な時期 |
妊娠8週~16週 | 相対・比較過敏期 | 重要な器官の形成は終わっているが注意は必要な時期 |
妊娠17週以降 | 潜在過敏期 | 奇形の心配はないが注意は必要な時期 |
中外製薬のホームページに詳しく載っています。
>>中外製薬のホームページ
いつ病院に行ったらいいの?
妊娠検査薬は、尿中に排出されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を検出するための検査薬です。hCGは胎盤から分泌されるホルモンで、受精卵が子宮内に着床する妊娠3週頃から分泌が増えていきます。薬局に売っている妊娠検査薬でも妊娠3週~4週でhCGの反応が出るように作られています。
私は生理予定日の約一週間後(4週6日頃)に病院に行きましたが、

と言われました。そして6週を過ぎて再び病院に行ったところ、心拍が確認できました。
生理周期が28日の場合、妊娠していなかったら4週0日頃に生理がくることになります。市販の妊娠検査薬が使えるのは生理予定日の1週間後から使えるものが多いので、そのぐらいの時期、5週~6週ぐらいで病院に行ってみるのがいいかもしれません。
とはいえ、出血があったり腹痛があったり、何か心配事があるときは早めの受診をおすすめします。
病院で先生に質問されること
最後の生理開始日をもとに妊娠週数、出産予定日を算出するので、「最終の生理開始日」は必ず聞かれます。
ルナルナなどのアプリで管理されている方はすぐに言えるように準備しておくとスムーズです。特にメモしていない方は、病院に行くまでの間に思い出しておくといいと思います。
妊婦健診の服装と持ち物
服装
妊娠初期の場合、内診台にあがって膣からエコー器具を入れて赤ちゃんの様子をチェックします。内診台がある部屋で下半身をすべて出すことになるので、ワンピースでも上下分かれた洋服でも問題ありません。
また、ストッキングだと脱ぎ着する必要がありますが、靴下だと履いたままでいられるので、ストッキングより靴下の方がおすすめです。冷え防止という意味でも靴下の方がいいと思います。
妊娠中期になってくると、お腹周りを計ったり、ベッドの上でお腹の上からのエコー検査になるので、上下分かれた洋服の方がおすすめです。ワンピースだとすべてめくりあげることになってしまいます。
マタニティ用のスウェットパンツやレギンスはすぐに着脱できてとてもラクです。
持ち物
- 健康保険証
- 母子手帳・助成券(交付されたら)
- エコー写真など入れられるポーチ
- 筆記用具やメモ帳(医師や助産師さんからの注意事項や質問事項をメモできるので便利)
- 本や携帯ゲーム(予約していてもけっこう待ちました)
妊婦健診の流れ
私が通っていた病院では、毎回このような流れで妊婦健診がありました。
- 産科の受付で採尿用の紙コップをもらい、トイレで採尿、検査窓口に提出。
- 産科待合室で血圧と体重を計測し、血圧測定器から出てきた用紙に結果をメモし、母子手帳に挟んで産科の受付に提出。
- 診察
採尿、血圧、体重測定は毎回あります。
妊婦健診の回数と費用
回数 | 費用 | |
一人目 | 13回 | 58,090円 |
二人目 | 12回 | 42,980円 |
三人目 | 13回 | 58,330円 |
私は予定帝王切開なので、自然分娩の方よりも妊婦検診の回数が少ないと思います。
超音波検査と血液検査は、初期・中期・後期で3回~4回ありました。超音波検査では羊水の量や、赤ちゃんの状況を詳しく検査します。
一人目妊娠中の血液検査で風疹の抗体がないことを指摘され、冷や冷やしながら妊娠生活を送りました。出産後、風疹の予防接種を打ちに行きましたが、二人目妊娠中の血液検査で風疹の抗体が少ないことを再び指摘されました。どうやら私は抗体がつきずらい体質のようです。
予防接種を受けていても、抗体がつきずらい体質の人がいるようなので気を付けてください。
妊婦健診の費用まとめ
妊婦検診は母子手帳と一緒に交付される助成券があるので、費用を一部負担してくれます。窓口で払うお金が0円のことも何度かあり、助成券のありがたみを感じました。超音波検査などちょっと特殊な検査をする日はいつもより多めにお金を用意する必要がありますが、トータル5~6万円ぐらいの費用でした。
ただ、出血や痛み、お腹のはりが強いなど、何かトラブルがあった場合はこの限りではありませんのでご注意ください。体調で気になることがあったらすぐに病院に行ってくださいね。