
我が家では、これまでもダイキンの加湿空気清浄機を使ってきたのですが、古くなってきたので買い替えることにしました。
加湿空気清浄機は様々なメーカーから発売されていますが、ダイキンの加湿空気清浄機を今まで使ってきて、花粉症の時期に大活躍してくれたこと、今まで家族がひとりもインフルエンザになっていないこと、同じメーカーの方が手入れもほぼ一緒で使いやすいかもしれないと思い、まだダイキン製品の中から探すことにしました。
自分の希望としては以下を満たしている機種でした。
- 加湿機能がついている
- 集じん能力が高い
- 部屋の湿度が分かる
- 部屋がキレイになっているかどうか分かる
これら4つの希望を満たしていた、加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wを購入しました。
色は、ホワイトもキレイだなと思ったのですが、ブラウンの方がリビングの家具に馴染みそうだったのでビターブラウンを選びました。
使ってみての感想などレビューをしたいと思います。

この記事のもくじ
加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wの特徴
MCK70Wは、ツインストリーマとTAFUフィルターを採用しており集塵能力に優れています。
ストリーマ
ストリーマとはプラズマ放電の一種で、ニオイ分子や花粉などの有害物質を分解するダイキン独自の技術です。ダイキンの空気清浄機は、フィルター上部にあるストリーマ発生ユニットから集じんフィルター全体に対してストリーマを噴射しています。
MCK70Wは従来機の2倍のストリーマーユニット、「ツインストリーマ」を採用しているので脱臭や分解も従来の2倍の能力があります。
TAFUフィルター
ホコリや花粉を捕集する集じんフィルターは、これまではHEPAフィルターというものを採用していましたが、HEPAフィルターはフィルターに汚れが付着するとフィルターの繊維上に汚れが広がってしまい、集じん力が低下する原因になっていました。
ダイキンでは、2017年からTAFU(タフ)フィルターという新しい集じんフィルターを採用しています。TAFUフィルターは蓮(ハス)の繊維を使用しており、蓮は撥水性・撥油性があるので、フィルターについた汚れが広がらず集じん力が落ちにくくなりました。
そして、HEPAフィルターは10年後のフィルターとしての機能が50%まで減ってしまうのに対し、TAFUフィルターは10年後のフィルターとしての機能が72%と経年劣化が少ないという結果が出ているそうです。
高い集じん能力、経年劣化が少ないフィルター、そしてデザインや色も気に入ったので、この機種を選びました。
自分なりに調べたことを書いてみましたが、使ってみてのレビューをしたいと思います。
ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wの仕様
機種名 | MCK70W-W(T) |
ラインナップ |
ホワイト:MCK70W-W ビターブラウン:MCK70W-T |
適用床面積 |
空気清浄:31畳 加湿空気清浄:木造 11畳、プレハブ 18畳 |
外寸 | 高さ60cm×幅39.5cm×奥行き28.7cm |
質量 | 12.5kg(水なし) |
タンク容量 | 約3.6リットル |

また、アマゾンや楽天を見ていると「ACK70W」というよく似た型番もあります。メーカーに確認したところ「販売ルートによって型式を変えているだけで製品は同じです」との回答でした。
- MCK~:大型家電量販店より販売
- ACK~:上記以外より販売(工務店、ハウスメーカー等)
ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wの水タンク、ルーバー
側面に水タンクが収納されています。PUSHというボタンを押しながら手前に引いて外します。
水を入れる注ぎ口が広いです。水を注ぎやすいですが、手元がくるって傾けてしまったときはバシャー!と一気に水が出てしまうので注意が必要です。

3.6リットル入るので、長時間もちます。
上部にルーバーがあり、手動で風向きを調整します。ルーバーは3段階で風向調整ができます。
ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wの運転
①運転を本体にまかせたいとき(おまかせ運転)
室内温度と湿度の状態に応じて自動で空気清浄運転、加湿運転を切り換えます。
②コース運転をしたいとき
「風量自動」→「節電」→「花粉」→「のど・はな」→「サーキュレーター」の4コースです。
- 風量自動:空気の汚れ具合と湿度状態に応じて、自動的に風量を調整します。
- 節電:風量「しずか」「弱」のみを自動で切り換え、消費電力と運転音を抑えた運転をします。
- 花粉:5分ごとに風量「標準」↔「弱」に切り換わり、ゆるやかな気流をおこして花粉が床に落ちる前にキャッチしやすくします。
- のど・はな:のどや肌にやさしい湿度になるように自動で湿度を調整します。
- サーキュレーター:空気をきれいにしながら室内の温度むらをおさえます。
③風量を変えたいとき
風量は「しずか」→「弱」→「標準」→「ターボ」の4つです。
- しずか運転:微風運転なので就寝中におすすめです。
- ターボ運転:大風量で空気の汚れをすばやく取り除くので掃除のときにおすすめです。
④加湿空気清浄運転をしたいとき
加湿モードは「ひかえめ」→「標準」→「高め」の3つです。
- ひかえめ:湿度約40%を目安に自動運転
- 標準:湿度約50%を目安に自動運転
- 高め:湿度約60%を目安に自動運転
いろいろボタンはついてますが、我が家は「おまかせ」か、コースの「のど、はな」など、自動運転がほとんどです。
前面にセンサーランプがあり、現在のホコリ・PM2.5・ニオイの強度がひとめで分かります。汚れやニオイが強くなるにつれ、青→橙→赤へと変化します。
また、現在の部屋の湿度も分かります。
台所で料理を作り始めたり、子供たちがお菓子の袋を開けたりするとニオイセンサーの色が変化するので、空気中の変化を敏感に察知することができるようです。

ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wのフィルターの手入れ
前面パネルを外すと、プレフィルターがあります。プレフィルターは約2週間に1度、掃除機でホコリを吸い取る程度で大丈夫です。
プレフィルターを外すと、集じんフィルターがあります。上の方でも書きましたが、別名TAFUフィルターとも呼ばれるものです。
10年間、お手入れ不要です。掃除機や水洗いは禁止です。掃除によってフィルターが破損して穴が開いてしまった場合、集じん能力が低下してしまいます。集じんフィルターは10年を目安に交換します。
集じんフィルターを外すと、脱臭フィルターがあります。脱臭フィルターはニオイや汚れが気になるときだけ、掃除機でホコリを吸い取ります。

また別売りで、ウイルスが繁殖しやすい冬季などに空気清浄効果を高めるバイオ抗体フィルターもあります。
障子紙のような白い薄いフィルターで、子供たちが赤ちゃんの頃に使っていたダイキンの加湿空気清浄機には、インフルエンザなどのウイルスが大流行する時期につけていました。
ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wの無線LAN機能
MCK70Wは無線LAN機能が搭載されています。スマホにダイキンのアプリをインストールし、MCK70Wと接続すると、アプリから操作を行うことができます。
家の中だけでなく外出先からも、家の中の空気の様子を確認したり、
アプリから運転コースの変更ができたり、
アプリからON/OFFができたり、新しい家電ってすごいなと関心してしまいました。
加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wのキャスター
水タンクの容量が3.6リットルもあるので、水が入っている状態だと本体が重たく、掃除をするときや動かすときに大変だったので、キャスターを追加購入しました。
ロック付きのキャスターが2個、普通のキャスターが2個です。
本体を少し傾けて四隅の穴に差し込むだけで簡単に取り付けることができます。ロック付きのキャスターを前側に取り付けます。
掃除や片付けがとてもラクになったので、初めから購入すればよかったなと思いました。
加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Wのまとめ
乾燥している日でも喉の痛みがおさまったり、ホコリなどによるくしゃみの回数が減ったりと、部屋の中を快適に過ごすことができたので、やはりダイキンの加湿空気清浄機は間違いないなと思いました。
花粉症の時期、空気が乾燥する季節、インフルエンザが大流行する時期も大活躍してくれることを期待しています。