
千葉県野田市にあるグリコ工場見学「グリコピアCHIBA」に行ってきました。
グリコピア CHIBAはグリコ初のアイスクリーム工場見学施設として、2017年7月にオープンしました。この工場では主に、パピコやセブンティーンアイスを製造しています。
パピコやセブンティーンアイスの製造過程を見たり、製造過程を体験したり、パピコの試食ができたり、子供達は大喜びでした。
グリコピアCHIBAは無料で完全予約制です。また、有料(1,500円)になりますが、手作りアイス体験もできます。
見学の所要時間は約70分ですが、見学終了後のアイス作りに参加する場合はプラスで約45分を予定しておくといいと思います。
工場見学は、写真撮影が可能な場所と、禁止されている場所があるので、それぞれレポしたいと思います。
この記事のもくじ
グリコピア CHIBA(千葉県野田市) 基本情報
施設名 | グリコピア CHIBA |
営業時間 | 9:30~16:00 |
入館料 | 無料 |
所要時間 | 約70分 ※別途、有料コーナーの所要時間は約45分 |
休館日 | 毎週金曜日/お盆休み/年末年始 |
最寄り駅 | 東武野田線 愛宕駅 |
駐車場 | あり |
URL | 公式サイト |
住所 | 千葉県野田市蕃昌10番地 |
MAP | グリコピア CHIBA |
グリコピア CHIBA(千葉県野田市) 予約方法
グリコピア CHIBAの予約方法・注意点
予約は、見学したい人数によって方法が異なり、「電話」または「インターネット」での予約になります。
- 15名以上の団体、車イス・手押し車を利用されている方、介助が必要な方→電話での予約
- 2名~14名(0歳児も人数に含める)→インターネットで予約
また、予約における注意点は下記のとおりです。
- 当日の予約及びキャンセルは電話でのみ受付。連絡なく来なかった場合は、次回から予約を断る場合あり。
- 定員になり次第、締切。
- キャンセル待ちは受け付けていない。
- 予約後の人数の増加は受け付けていない。
- 小学生以下の子供のみでの見学はできない。
グリコピア CHIBAのインターネットでの予約
グリコピア CHIBAの予約は公式サイトの「予約番号取得フォーム」から行います。各回の定員は40名です。
土日は常に満席状態ですが、マメにチェックしてるとキャンセルが入り、タイミングによって「△」や「×」に変化していました。
〇 | 空席あり |
△ | 残席わずか |
× | 満席 |
数日に渡って予約サイトをチェックしていたところ、行きたかった日曜日が運よく「△」になり予約することができました。

予約番号取得フォームで予約したあとは、登録したメールアドレス宛に予約番号が記載された確認のメールが届きます。
予約番号についてはWebから予約を取消するときに必要になるぐらいで、見学当日に予約番号を聞かれることはありませんでした。ですが注意事項なども記載されているので、このメールは当日まで保存しておくことをおすすめします。
なお、このメールに予約取消フォームのURLも記載されているので、見学当日でなければWebからキャンセルできます。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
グリコピア CHIBA(千葉県野田市) の行き方
工場敷地内の入口で警備員の方から駐車場の案内があるので、それに従って車を停めます。
車を駐車場に停めたら「見学施設入口」から入館します。
グリコピア CHIBA(千葉県野田市) のレポ
入館すると、グリコの有名なマーク「ゴールインマーク」がお出迎えしてくれます。ここはフォトスポットになっています。
ゴールインマークを中心し、施設内にグリコショップ(お土産店)やフォトスポットがあります。まずは受付を済ませます。
受付をすると、見学終了後に希望者が体験できる「アイスクリーム手作り体験」の案内があったので申し込みました。参加料は、1セットで1,500円(2名分)です。

ゴールインマークの扉が開き、中はシアタールームになっています。シアタールームでは、「創業者 江崎利一物語」「アイスクリームができるまで」が上映されています。
映像が終わったあとは、赤と青の2つのグループに分かれて工場見学へ進みます。各回の定員が40名とのことなので、各グループ約20名ずつに分かれるようです。
- 赤(イチゴチーム)
- 青(ソーダチーム)
どのグループに振り分けられるかはあらかじめ決まっているようで、我が家は「ソーダチーム」として呼ばれました。
1階から先は撮影禁止エリアになります。
グリコピア CHIBA(千葉県野田市) 工場見学の見どころ・体験
エレベーターで5階に昇り、工場見学です。
セブンティーンアイスやパピコの製造工程、梱包作業などをガラスごしに見学することができます。
グリコピア CHIBAは、製造工程を見学するだけでなく、製造工程を体験することができます。
①クリーンルームのエアーシャワー
グリコピア CHIBAでは衛生管理として、着替え・履き替え・アルコール消毒など「10の工程」を行っているそうです。
エアーシャワーとは、異物混入を防ぐために工場内で働く方たちが作業に入る前に身体全体に強風を浴び、体や頭についたホコリやゴミを取り除く機械です。
トンネルの左右に強風が出る吹き出し口がたくさんあり、トンネル内を強い風に当たりながら通過します。
子供たちは最初は怖がっていましたが、大はしゃぎでトンネル内を通っていました。
②エージングタンク
エージングタンクとは、アイスクリームミックスなどの材料を寝かせて熟成させる10tサイズの巨大な貯蔵タンクで、エージングタンク1つでパピコが72,500袋製造することができるそうです。
エージングタンクをイメージした場所に入り、エージングタンクのスケール感を体験することができます。
③充填(じゅうてん)
ジョイスティックとボタンがついているゲーム機のようなものが設置されており、工場内に設置されているカメラを自由に遠隔操作して、パピコの容器にパピコが充填される様子を拡大ズームして見ることができます。
ロボットが細かい作業を順々に行っている場面は、ずっと見ていても飽きません。
パピコを容器に充填する際に入ってしまった空気も、ロボットがトントンと叩き、空気を抜いてくれる工程は関心してしまいました。
④スパイラル急凍
スパイラル急凍とは、パピコをらせん状にして移動して凍らせることでスペースを確保し、35分かけてマイナス3℃からマイナス10℃までしっかり凍らせる冷凍方法です。
エレベーターに乗ると、エレベーターの壁にスパイラル急凍をイメージした映像が流れるので、その映像を見ながら5階から3階へと移動します。
⑤冷凍庫体験(フリージング)
3階で降りると、巨大な冷凍倉庫があります。実際の冷凍倉庫の中の温度はマイナス25℃なのですが、それでは人体に危険ということで、マイナス5℃を体験することができます。
冷凍倉庫の中に入ったら、壁などを触ってひんやり感を体感します。マイナス5℃でも十分寒かったです。
高齢者の方や妊婦さん、健康状態に不安がある方は、冷凍倉庫を回避するルートがあるので安心です。
⑥パピコを試食!
最後に、製品になって箱詰めされたパピコが出荷される工程です。
外気に触れる時間を最小化し異物混入を防ぐため、倉庫の出荷口の大きさと、トラックの荷台開閉部分の大きさが同じサイズになっています。
そして、トラックの荷台をイメージした扉が開くとパピコが登場。パピコの試食タイムです。
味は「ホワイトソーダ」「コーヒー」の2種類あり、好きな味を1本選べます。
パピコの試食時間は5分だったので子供たちは食べきることができなかったのですが、ビニール袋が用意されているので、ビニール袋に入れてあとでゆっくり食べることができます。
これで見学は終了です。
グリコピア CHIBA(千葉県野田市)のフォトスポット
1階にはゴールインマーク以外にも、フォトスポットがたくさんあります。
パピコ
埼玉県北本市のグリコピア・イーストにもあったポッキーとプリッツ
グリコピア CHIBA(千葉県野田市)のアイスクリーム手作り体験
見学終了後、グリコキッチンでアイスクリーム手作り体験を参加しました(有料:1,500円)。
テーブルの上に牛乳と砂糖と生クリームが用意されているので、スタッフの方の指示を受けながらアイスクリームを作りました。
自分たちのテーブルの上にもポッキーやビスコ、チョコクランチなどのトッピングが用意されているのですが、別テーブルにも抹茶パウダーやナッツなどのトッピングが用意されています。
手作りしたアイスがなくなるまでは、どのトッピングをつけてもいいので、いろいろなフレーバーを楽しむことができて子供たちは大興奮でした。

グリコピア CHIBA(千葉県野田市)のお土産グッズ(グリコ ショップ)
グリコのお菓子や限定グッズ・限定お菓子などが販売されている、グリコショップです。
ジャイアントドリームポッキーが人気ナンバーワンだそうです。
ポッキー5箱分の値段で6箱入っているポッキーセットです。ポッキーの風船もおまけで入っています。
セブンティーンアイスの自販機もあります。グリコショップは室内にあるので、冬にアイスを食べても寒くなくてとても美味しいです。
グリコピア CHIBA(千葉県野田市)のまとめ
グリコピア・イーストに比べるとグリコピアCHIBAは、「エアーシャワー」や「冷凍倉庫」など体験型工場見学施設だったので、アイスの製造工程を体感できてとても楽しかったです。
土日に見学できる工場は少ないので、幼稚園や学校に通っているお子さんがいらっしゃるご家庭の方でも見学しやすいと思います。ぜひ行ってみださいね。