
庭用の芝刈り機は、キンボシのゴールデンスターナイスバーディーモアを使っています。
サクサクとよく刈れて立った姿勢で作業できるので腰に負担がなく、電気が不要なので電源コードを切断する心配もなく、手動芝刈り機のため音も静かです。
また、刈った芝や雑草は「グラスキャッチャー」と呼ばれるちりとりのような部品の中に溜まるので、捨てるときもとても簡単です。
ラクな姿勢でよく刈れるのですが、構造上、キワや端を刈りづらいというデメリットがあります。また、木の根元などの細かい部分を刈ることができません。そのような場所は、別途、枝切りばさみやハンディタイプの電動芝刈り機で刈る必要があります。
庭の大部分はナイスバーディーモアで刈り、キワや隅の方は枝切りばさみで切っていたのですが、腰をおとしてかがむ姿勢がつらくて芝刈りをサボりがちになってしまったので、キワ用にもう一台、芝刈り機を買うことにしました。
購入したのは、リョービの電動草刈り機AK-3000です。
金属8枚刃とあんぜんロータのナイロンコードが付属されており、別売の軽量チップソー、プラカッタ、ナイロンカッタも取り付けることができるので、用途や場所によって刃を使い分けることができます。
組み立て方や使い方、使ってみての感想をレビューしたいと思います。
この記事のもくじ
リョービ 電動草刈り機 AK-3000のセット内容
リョービ 電動草刈り機 AK-3000のセット内容です。保護めがねや肩掛バンドも付属されているので、安全に草刈りできるアイテムが揃っています。
- レンチ(本体収納)
- レンチピン(本体収納)
- 刈刃(金属8枚刃)
- 刈刃カバー
- 飛散防護カバー
- あんぜんロータ
- ナイロンコード(10本)
- 保護めがね
- 肩掛バンド
- 補助ハンドル(蝶ボルトつき)
- 延長コード 10m
リョービ 電動草刈り機 AK-3000の組み立て方
AK-3000の組み立て方です。
本体に補助ハンドルを取り付け、蝶ボルト、ワッシャ、スペーサー、ナットなどの細かい部品で固定します。
作業しやすい位置に調整し、しっかり固定します。
飛散防止カバーを取り付けます。
本体のハンドル部分に、刈刃の取り付けに必要な工具(レンチ・レンチピン)が収納されているので取り出します。
黒い取り付けネジをゆるめます。
ハンドルにレンチピンが収納されています。
黒い取り付けネジを取り外したパーツは、レンチになっています。
リョービ 電動草刈り機 AK-3000の刃の取り付け方
AK-3000は付属で金属8枚刃とあんぜんロータ(ナイロンコード)がついており、別売りの軽量チップソー、プラカッタ、ナイロンカッタを使用することもできます。
雑草刈 | 芝刈 | キワ刈 | |
金属8枚刃 | ○ | ||
軽量チップソー (別売) | ○ | ||
プラカッタ (別売) | ○ | ○ | ○ |
ナイロンカッタ (別売) | ○ | ○ | |
あんぜんロータ | ○ | ○ |
あんぜんロータの取り付け方
私はキワ刈りをしたかったので、あんぜんローターを取り付けました(金属8枚刃の取り付け方も基本的に同じです)。
ハンドルに格納されていたレンチピンをピン穴に差し込み、レンチでゆっくり回しながら部品を外します。
あんぜんロータです。穴が2つ開いています。
レンチピンやレンチを使い、あんぜんロータを固定します。
ナイロンコードです。付属で10本入っていました。
あんぜんロータのナイロンコード差込口に、ナイロンコードを差し込みます。あんぜんロータの後ろ側からナイロンコードが出てくるので、ナイロンコードを引っ張って取り付けます。
これで完了です。
リョービ 電動草刈り機 AK-3000のその他の付属品
本体以外の付属品です。
刈刃(金属8枚刃)と刈刃カバーです。
カバーを装着し、安全に保管することができます。
保護めがねと肩掛バンドです。安全に作業をするためにあると便利です。
肩掛バンドは、本体のフックに引っかけて肩からさげます。
【追記】リョービ 電動草刈り機 AK-3000のナイロンカッタを購入
ナイロンコードで芝刈りをしていましたが、庭木の根元回りや花壇、テラスなど、障害物がある部分ばかり刈っていたため、ナイロンコードがすぐにすり減ってしまい、10本すべてなくなってしまいました。
ナイロンコードだと消耗するたびに交換しないといけなかったので、底面を地面に叩けばコードが出てくるというナイロンカッタを買いました。
取り付け方はあんぜんロータと同じで、レンチピンとレンチで交換します。
ナイロンコードが短くなってきたら、ナイロンカッタの底面を地面に弾ませるように2~3回軽く叩きつけると、ナイロンコードが自動的に繰り出されます。
軽くトントンするのがコツをつかむまで上手にできませんでしたが、使いながら慣れていきたいと思います。
リョービ 電動草刈り機 ナイロンコードのメリット・デメリット
メリット
- 金属刃を使うのが怖かったのであんぜんロータのみの使用ですが、あんぜんロータのナイロンコードは刃ではないので、大きなケガを心配する必要がないと思います。
- ナイロンコードで草が刈れるのだろうかと不安があったのですが、とてもよく刈れます。
- 壁や花壇などにナイロンコードが接触しても、そのまま刈ることができます。
- キワや庭の隅、木の根元など細かい部分が刈りやすいです。また、小石があってもそのまま刈ることができます。
- 我が家の庭は10坪ぐらいなのですが、付属の延長コード10mで十分でした。
- 重量が2.2kgと軽いので、30分ぐらいの作業だったら腰や肩への負担は少ないと思います。
- コンセントタイプなので充電する手間や、バッテリー残量の心配をする必要がなく、思う存分、刈ることができます。
- 金属刃、あんぜんロータ(ナイロンコード)、軽量チップソー(別売)、プラカッタ(別売)、ナイロンカッタ(別売)を使用できるので、用途や場所によって使い分けができて便利です。
デメリット
- しばらく芝刈りをしてなかったこともあり、熱中して、約3時間連続で使用したのですが、その間、ナイロンコードが4本消費しました。キワ部分ばかり刈っていたこともあり、ナイロンコードの消費が早かったです。これは使い方や頻度にもよると思います。
リョービ 電動草刈り機 AK-3000のまとめ
花壇、ウッドデッキ、壁、庭木、コンテナなど、庭には何かしら障害物があるので、芝刈り機では刈りづらい部分、刈り残しが出てしまう部分がどうしても出てしまいます。
金属刃やバリカンだと刃が欠けてしまったり、つまってしまったりしますが、ナイロンコードだと障害物にあたってもスイスイと刈れてしまうので、とても便利でした。
AK-3000はナイロンコードだけでなく様々な刃も使うことができるので、雑草が生い茂っている場所や太い茎の草がたくさんある場所を刈るときは金属刃に替えるなど、場所や状況によって使い分けできるので使い勝手もよくおすすめです。